一社購買体制の構築により出張データを一元化し、コスト管理を実現

  • ガバナンス強化
  • コスト削減

業種:製薬

ご相談内容

海外出張手配については指定旅行代理店2社の中から出張者が自由に選択しているため、出張情報が分散されコスト管理が非効率であったことに加え、指定代理店間の競争原理が働き海外出張手配サービスレベルが過剰になり、結果的に出張諸規程の遵守状況の把握も困難であった。
海外出張全体の状況を可視化し一元管理化することで、出張コストの最適化と出張諸規程の遵守を実現したい。

施策
  • JTB-CWT 出張予約システム導入による一社購買体制の構築
  • コスト削減につながる出張規程に準じた予約ガイドラインの設定および遵守に向けた予約記録管理

導入効果

これまでは出張手配を依頼する指定代理店や手配方法が統一されておらず、出張者が自由に出張手配を行っていたが、JTB-CWT の出張予約システム導入による一社購買体制を構築、出張手配を一元管理することで、航空券の利用実績を正確かつ迅速に把握できるようになったことに加え、実績の分析結果をもとに企業契約運賃の最適化と最大利用化が可能となった。
また、出張諸規程に則した海外出張手配を実現すべく、出張ルールやポリシーを海外出張ガイドブックに定め、海外オンライン予約ツールも同時に導入し、システム利用時にも出張者が規程に則した航空券を検索・選択できるように設定した。
その結果、予約ガイドラインの遵守率71%を達成。さらに遵守できなかった29%についても、予約時に理由を記録(リーズンコード設定)することにより、さらなる改善策について検討を進められるようになった。