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成長の軌跡
JTB-CWTのこれまでの成長を社会環境・経営戦略の面から4つのフェーズに分類し紹介します。
米国型BTMの導入
80年代後半、米国では旅行業界・航空業界の規制緩和が進み、業界全体が大きく変革していく中で、ビジネストラベルマネジメント(BTM)という新しいビジネスモデルが誕生してきました。このビジネスモデルは企業の業務改善活動の中でも特に出張経費にスポットをあてた新しい考え方で、出張手配のみならず、その周辺業務までを総合的にマネジメントすることにより、全体のコスト削減と利便性の向上をはかるという考え方でした。90年代に入ると米国ではもちろん、日本に進出している外資系企業にもこのモデルは浸透していきました。こういった外資系企業からのニーズが高まってきたこと、またこの新しいビジネスモデルの将来性を見据え、1993年 JTBでは業界に先駆け、BTM事業を専門的にスタートすることになりました。
グローバルヒットへの挑戦
大手外資系企業との契約も徐々に増え、中にはアジアパシフィック地区16カ国全ての出張手配を包括的に契約するなど順調に滑り出したBTM事業でしたが、1996年に大きな壁に直面します。日本では第一位を誇るJTBですが、ニューヨークやシンガポールなどで開催される大手企業への入札(グローバルビッド)の場面では、海外の大手BTM会社に勝つことができなかったのです。グローバルレベルでビッドに勝つためには、グローバルなネットワークと世界標準のサービスレベルが不可欠であることを痛感すると同時に、米国流のBTMではなく、日本独自のBTMを確立するために土台作りも進めていきました。
日本型BTMの確立
景気が低迷する中、企業はますます経費削減を迫られることとなり、日系企業にもBTM導入の価値を認識する動きが広がっていきました。この頃からJTBでは、国内出張の手配やエンドユーザーへのきめ細やかなサービスを行うなど、より日本企業のニーズに適応するようなソリューションを提案し、徐々に日本型BTMが確立していきました。
JTB-CWT誕生、日系メジャー企業とのBTM契約
そして2001年1月 JTBとカールソン・ワゴンリー・トラベル(CWT)の共同出資を受け、JTB-CWTが誕生しました。
日本型BTMを確立したJTBと、グローバルネットワークと世界標準のサービスレベルを持つCWTが一つになることで、多様なニーズに応えられる地盤が整いました。JTB-CWTとなって以来、BTM契約を締結した大手企業の中には、企業の旅行部門をJTB-CWTへ引き継ぐケースもあり、取扱・従業員数の増加に大きく寄与しています。
2002年の米国同時多発テロ事件、2003年のSARS、イラク戦争などの影響により出張需要が大きく減少することもありましたが、BTM事業の大きな柱であるセキュリティマネジメント(出張者の安全管理と危険情報の発信)がお客様から評価され、BTM事業に対する関心はますます高まることとなりました。
JTB-CWTはこれからも、お客様に価値のあるサービスを提供するべく成長を続けてまいります。
包括契約企業数と海外出張取扱人数の推移
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